20 ファイアブラッドオナガ 2.2-500

握れば闘志が湧いてくる。難攻不落の尾長を獲るために。

スパイラルXコアとパラボラチューンR+を搭載することで、圧巻の強さと粘りを実現したNEWファイアブラッドオナガ。磨き上げられた細身肉厚胴調子のブランクスが巨大尾長グレの強烈な突っ込みや走りを受け止めます。リールシートも、力の込め易さと握りごこちを追求した尾長仕様。新モデルは2号ハリスを想定した繊細なセントハウンドがラインナップに加わりました。

立てて剛力、寝かせてしなやか

SHIMANO STRONG BACK DESIGN

四国西南部、難攻不落の巨大尾長グレ。この極限の世界に挑むためのテクノロジー。

※ベンディングカーブはイメージ図です。実際の曲がりとは異なる場合があります

竿を立てた状態

魚の体力を奪うことで釣り人側に主導権が移り、寄せて、浮かせる状態では号数にふさわしい硬さと強さを発揮。尾長の執拗な反撃を抑制し、より安定感のあるフィニッシュへと導きます。

竿が伸された状態（人間が対応しきれない領域）

ロッドが伸されて、低角度で魚の引きが増す危険領域では、低号数化するようにしなやかなブランクスへと変化。尾長の瞬間的な動きにロッドが追従することでハリスを守り、同時に釣り人の負荷を低減する効果を発揮します。

穂先位置拡大図

前作と比較して、立てた状態での強さを損なうことなく、伸された状態では追従性がさらに向上。釣り人が対応できない領域で仕掛けをカバーし、一旦浮かせれば反撃を封じる強靭さを発揮。四国西南域の難敵尾長にフォーカスした独特のチューニングを実現しました。

前作のファイアブラッド オナガに初搭載されたSSBDがスパイラルXコアの採用により、さらに進化しました。SSBDの基本概念は、急加速する大きな荷重変化にも素早く追従し、強烈な走りや最後のひとのしを受け止める、タメの効いた粘り調子です。

1.7号のゲイルバードを例にとれば、尾長にのされた状態では1.7号よりの性能で、ロッドがラインや釣り人を助けてくれる働きを。そして、釣り人にとってタメ状態では、角度を上げるごとに2号相当のパワーを発揮。ロッドが尾長を潜らせず、浮かせてくれます。パワーが増しても、標準的な2号ロッドと比較して穂先位置がより手元側に寄るため、釣り人への負荷は小さくなり、楽なやりとりが可能。1本のロッドで1.7～2号に近いパワー範囲を移動することで、追従性能の高い、いわゆるタメが効く調子を実現しました。

進化したSSBDではのされた状態での追従性がさらに向上。掛けた直後、尾長が最もパワーとスピードを発揮する段階で、釣り人をサポートします。