25シーリア エクスチューンベイトさぐり ZM MH300-350

ネット際～中距離までを射程に。イケス四方に魚が溜まる傾向の強いエリアには3mで攻めの誘いを用いたネット際攻略、時間帯によって魚が動く傾向のあるイケスにはズームアップした3.5ｍでオールラウンドに対応可能。

ベイトサグリロッドの完成形。もはや死角はない。

海上釣堀を攻略する上で欠かすことのできないベイトサグリ釣法。カウンター付きベイトリールを用い、一投で竿下のさまざまなタナを効率的に狙える利点を活かし、より戦略的な組み立てをする新提案としてシマノが誇るシルキーズーム機構を採用。ロッド全体が50cmズームアップすることで竿下範囲が広がり、水中の縦の攻略だけではなく、横の攻略も一投で可能に。これにより、今までは長さの違う2本のロッドを用いる必要があった攻略を1本のロッドに集約。釣り座や時間帯、潮の変化などで刻々と変化する海上釣堀の状況下に対しての対応力を強化。ライントラブルレスに特化した並継・スパイラルガイドセッティングに加え、ベイトリール専用に設計されたトリガー付きのパーフェクションシートCI4+は操作性の向上、保持状態での疲労感の軽減、ファイト時の安定感をサポート。もちろん、スパイラルXコア、ハイパワーXを用い、パワーアップしたMHパワーのブランクスは高活性時のマダイなどの数釣りから、不意な青物にも余裕の対応力を発揮。要となる穂先は目感度に優れ、アタリを鮮明に捉えるウキウキトップを搭載。さらに、ティップスイッチシステムを採用したことで、状況や釣り方に合わせて2本の穂先を選択することが可能に。より戦略的に釣果を伸ばすロッドでさらなる一尾を求めて。

1本のロッドで2本分のエリアをカバー、 50cmのズーム機構を搭載。

ウキを付けないベイトサグリ釣りの最も大きなデメリットとして挙げられるのが、竿のレングス分の範囲しか探れないという点。つまり、その範囲に魚がいない場合は手も足も出ない状況が出来てしまう。

ロッドの長さを50cm伸ばせるズーム機構を取り入れることにより、攻略可能な範囲が広がり、水中の縦の攻略だけではなく、横の攻略もその一投で可能になる。今までは長さの異なる2本のロッドを用いる必要があったが、それを1本のロッドに集約できるようになった。

すべての面で一段上の安心感。 確かで心地よいシルキーズーム。

何度伸縮しても劣化せず、嵌合力（かんごうりょく：節がぴったりと合う性能）が低下しない。また、雨の日や高温期にも膨張による嵌合力の変化がなくトラブルがないのも特徴。伸縮時の合わせフィーリングも向上し、シルキーな使い心地を実現している。

ホールドポジショングリップ

ロッドを伸縮させやすいようホールドポジションの目印を設定。滑りにくい素材を採用し、ズームアップ、ズームイン時にしっかりと力を加えることが可能に。

ベイトサグリの性能を徹底追求した、ブランクス。

海上釣堀ロッドとしては初採用となるスパイラルXコアを搭載。また、並継だからこそ効果を発揮するハイパワーXでネジレ、つぶれを徹底的に追放し、高負荷ファイト時などのサポート力がアップ。そしてバットパワーは、MHパワー相当で高活性時のマダイの数釣りから、不意の青物にも余裕の対応力を発揮。大型化するマダイやシマアジ、ヤンバルスギに。そして青物が反応しやすいサグリ釣りだからこそのスペック。

ベイトサグリの性能を徹底追求した、各仕様。

ライントラブルによる破損を防ぐ並継・スパイラルガイド。

海上釣堀を攻略する上で不可欠なベイトサグリ釣法は、カウンター付き小型両軸リールを使用するがゆえ、ロッドに設けられた上向きのガイドにラインが絡んでしまうことがある。シーリアエクスチューンベイトサグリZMでは、並継のブランクスに沿ってらせん状にセットしたスパイラルガイドが竿先へ近付くに従って下向きとなり、穂先ガラミが激減。ロッドの破損トラブルを未然に防いでくれる。

安定感がアップしたトリガー付きリールシート。

リールが上向きにセットされたロッドはトリガーがなければ魚を掛けたとき左右にブレやすいため、MHにパワーアップしたブランクスに合わせてトリガー付きリールシートはパーフェクションシートCI4+を採用。快適な指の掛かり具合でホールド性がアップ。安定感が向上し、操作・ファイト時のパワーロスを防ぐだけでなく、長時間の使用でも疲労感を軽減する。

細部の実釣性能を高め適正化されたエンドグリップ。

マダイの数釣りや青物に対しての素早い取り込みなど、高負荷のやり取りではグリップ周りのバランスで釣りの効率が大きく変わってくる。トリガーとリールを保持する手、ハンドルを握る手、そしてエンドグリップを挟む脇の3点での保持が重要となるが、そのためにグリップエンドのEVA長は脇挟みした際にしっかりとホールドされる長さを検証して採用。海上釣堀シーンにおける細部の実釣性能にもこだわっている。

ティップスイッチシステム。 調子の異なる2本の穂先(Type-1/Type-2)を標準装備。

従来のシーリアベイトサグリに比較して、どちらも柔軟な穂先2本を標準装備。ティップスイッチシステムで交換可能。Type-1はシラサエビ、オキアミ、キビナゴなどをアクションさせて誘う釣りに有効。適度な張りとエサがハリから落ちない柔軟性を兼ね備える。Type-2はオートマチックな喰い込み性能を追求し、魚が穂先の存在に気付かないほどの追従性が特徴。置き竿や竿を動かさない状態で有効。

２種類の穂先を標準搭載することでアングラー自身のスタイルや海上釣堀のイケスの状況に合わせた穂先攻略も可能となった。